みずほ証券、1500億円増資
【2007年12月5日】
みずほフィナンシャルグループ(FG)は5日、米国の低所得者向け
(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き問題で07年9月中間期に大幅赤字と
なったみずほ証券に対し、親会社のみずほコーポレート銀行が6日付で1500億円の
第三者割当増資を引き受けると発表した。
グループ内の新光証券との合併を来年5月に控え、赤字で減少する
株主資本を補い、合併を円滑に進める。
みずほ証券はロンドンの現地法人が、サブプライムローンを証券化したものが
含まれる債務担保証券(CDO)を保有。
CDO価格が大幅に下落したため、08年3月期のサブプライム関連損失は
1350億円に達する。
連結当期赤字は920億円になり、同規模の株主資本が減る見込みだ。
みずほ証券は新光証券と来年1月に合併予定だったが、赤字転落で合併を
来年5月に延期。
今回の増資は合併協議を円滑に進めるとともに、新光側の株主の不安を
和らげる狙いがある。
サブプライム関連損失が今後拡大する恐れもあるため、資本を増強する。
みずほコーポ銀はみずほFG傘下で法人向け業務を中心にしている。
みずほ証券の株式の約82%を保有する親会社で、新光の株式の約10%を
保有する筆頭株主。
みずほFGは、みずほ証券のほか、みずほコーポ銀なども含めてグループ全体で約8000億円分のサブプライム関連の証券化商品を保有。
08年3月期連結決算ではサブプライム関連損失がグループ全体で約1700億円になり、当期利益を当初の7500億円から6500億円に下方修正した。
(asahi.com)